養護教員が大変!
12月19日、参議院文教科学委員会において、
『養護教諭の複数配置・学校保健』について、
日政連・水岡俊一参議院議員が質問を行いました.
◆◇主な問題点◇◆
●養護教員の複数配置基準
小学校で児童数851人以上、中学校・高等学校で生徒数801人以上。
●アレルギー対応
てんかんの発作時に使うブコラム®は、医師法17条の違反にあたり、救急隊員ですら投与できない。
しかし学校においては、「4つの条件」を満たす場合には医師法に違反しないとする通知が出ている。
にも関わらず、文科省はガイドラインすら作成していない。
●学校での集団フッ素洗口
フッ素そのものは劇薬である。
この劇薬を(資格のない人が)扱うこと、調剤するということは薬事法で禁止されている。
そもそも学校の業務ではないのに、各自治体または学校の判断により実施されている。
●看護師免許の有無による採用試験での優遇事例
養護教員は、医療行為を行うことができません。
にも関わらず、養護教諭の採用試験において看護師免許の有無で優遇される事例があります。
(福岡県においても、加点が行われています。)
日教組としても文科省と協議をしていますが、「各自治体の考えである」との回答がありました。
今回の答弁の中で「看護師免許の有無」という言葉がありましたので、その真意についても再度協議を続ける必要があります。
福教組はこれからも、
日政連議員・みずおか俊一参議院議員や日教組とともに、
養護教員の皆さんが安心して働くことができるよう、
とりくんでいきます!
もし、あなたが今、
不安に思うことや、
おかしいと思うこと、
そんな想いをかかえているのであれば、
ぜひご相談くださいね。
★☆福教組は、支えあい、つながることで、
たくさんの「安心」をお届けします☆★