活動情報
日にち2025年01月01日

2025新春メッセージ

教育政策の転換、長時間労働の是正に向け、ともに頑張りましょう!

 

執行委員長 藤井隆晴

藤井委員長

組合員の皆さん、新年あけましておめでとうございます。

24年10月27日に実施された「第50回衆議院選挙」においては、比例九州ブロックでの当選という形になりましたが、日政連「堤かなめ」の再選を勝ち取ることができました。このことは、県教協・福退教の現退一致によるとりくみの成果であり、組織全体として喜び合いたいと思います。(なお、全国的には、日教組の組織内議員4人・推薦議員2人の計6人がすべて当選を果たしました。)


 今回の衆議院選挙においては、労働界がめざしていた「与党を過半数割れに追い込む」という目標を達成することができました。今後、政治状況がどのように動いていくのか、不透明なところはありますが、少なくとも、自公政権が国会審議も経ないまま「やりたい放題」できる状況でなくなったことは確かです。


 25年1月から始まる通常国会には、いよいよ給特法「改正」案が提出される予定です。25年度の予算案が閣議決定されるまでには、教職調整額をめぐり、文科省案と財務省案、いずれでいくのかといった議論も起こりましたが、どちらの案も、現場教職員の意見を聴く、あるいは尊重するということもないまま打ち出されたものであり、大きな問題があると言わざるを得ません。


 私たちが求めているのは、あくまで給特法の廃止(時間外・休日勤務手当の支給)であり、それを契機に本気で業務削減・人員拡充を図らせることです。


 多くの野党が給特法廃止に賛同しているということもあり、県教協・日教組としては、仮に通常国会で決着がつかなくても、今後の展望がしっかり開けていくよう、給特法廃止に向けて諸行動を展開していく所存です。


 また、給特法廃止となれば、確かに「定額働かせ放題」という状態は解消されますが、必ずしもそのことだけで長時間労働が是正されるわけではありません。重要なのは、職場でのとりくみです。


 「勤務時間の虚偽記録」や「持ち帰り仕事」の増加が生じないようにすることはもちろん、「予備授業時数をゼロまたは最少化する」、あるいは「やってもやらなくても変わらない、まさにどうでもいい業務を徹底して排除する」ことに力を入れていかなくてはなりません。そして、福教組本部も「超勤問題検討会」などを通じ、それを可能とするような確認をしっかり県教委との間で行っていきます。


 最後に、参議院選挙のことにふれます。衆議院選挙で与党を過半数割れに追い込むことができましたが、肝心となるのは、25年7月における参議院選挙です。ここで与野党逆転を実現することができれば、政権交代が現実のものとなってきます。これまでのでたらめな教育政策を大きく転換させることにもつながるでしょう。


 まずは、全国比例区における日政連「みずおか俊一」候補の当選を勝ち取るべく全力を挙げるとともに、国民のための政治を取り戻すため、福岡県選挙区の推薦候補勝利に向けて、着実にとりくみを進めていきましょう。

 

 

また、

梶原貴日教組中央執行委員長、堤かなめ衆議院議員、古賀ちかげ参議院議員より、

メッセージを頂戴しておりますので、

こちらもご覧ください。

 

2025新春メッセージ(梶原貴日教組中央執行委員長)

 

2025新春メッセージ(堤かなめ衆議院議員)

 

2025新春メッセージ(古賀ちかげ参議院議員)

 

 

 

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