
日教組栄養教職員部 定数改善にむけたアンケート【集約結果】
日教組栄養教職員部は、
2024年度に定数改善にむけたアンケートを実施しました。
アンケート結果からは、
単独校・共同調理場勤務ともに、
多岐にわたる業務を行っている、
子どもの数の増加とともに食育の授業が未実施のクラスが増加する、
その結果、
1年間に一度も食育の授業を受けられないクラスがある実態などが明らかとなりました。
栄養教職員の定数改善のためのアンケート2024集約結果はコチラ!
2025年4月30日には文科省から、
「栄養教諭等による食に関する指導等の充実について(通知)」
が発出されています。
通知では、栄養教諭による食に関する指導の充実を求めており、
具体的に食に関する指導を「週4回以上」することが明記されました。
また、校務分掌や食に関する業務以外にも、
学級副担任や、各種校内委員会担当、部活動指導などを担うことが期待されているとしています。
日教組栄養教職員部では、
通知が出されたことで栄養教諭への圧力となり、
さらなる業務過重となることを強く危惧しています。
6月に実施した文科省要請においても指摘したところです。
さらには、給特法等一部改正を受けた今後の学校の働き方改革では、
栄養教諭については教職調整額の増率はあるものの、
栄養教職員の業務削減策等はない状況です。
業務削減、負担軽減に有効なスタッフ職についても、
教員業務支援員は教員の支援のみとされ栄養教諭の支援には充てられていない、
学校栄養職員は対象外となっている、
共同調理場には配置されないなどの課題もあります。
通知の示す食に関する指導を充実するためには、
業務削減と定数改善が喫緊の課題であると言えます。
福教組は引き続き、
栄養教職員の業務削減と配置の拡充にむけてとりくんでいきます。
ともにがんばりましょう!
★☆福教組は、支えあい、つながることで、
たくさんの「安心」をお届けします☆★