【お知らせ】インクルーシブネットワーク福岡10周年記念講演会のご案内
みなさん、“インクルーシブ教育”って知っていますか?
文部科学省「特別支援教育の在り方に関する特別委員会報告」では、
障害者の権利に関する条約第24条によれば、
「インクルーシブ教育システム」とは、
人間の多様性の尊重等の強化、
「しょうがい」者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、
自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、
「しょうがい」のある者と「しょうがい」のない者が共に学ぶ仕組み。
障害のある者が教育制度一般から排除されないこと、
自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、
個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。
とあります。
2024年4月1日には、「改正障害者差別解消法」が施行されました。
「しょうがい」がある人への「不当な差別的取扱い」を禁止し、
「合理的配慮」及び「環境の整備」を行うこととしています。
(事業者に対し「合理的配慮」の提供を義務付けることなど)
そのことによって、
「しょうがい」のある人もない人も共に生きる社会(共生社会)
をめざしています。
しかし、学校現場をみてみると…
特別支援学校、特別支援学級の在籍者が増え続けています。
なぁぜなぁぜ?
と思った方も、思わなかった方も、
一緒に考えてみませんか?
〇タイトル:インクルーシブネットワーク福岡10周年記念講演会
〇日 時:8月24日(土)14:00~16:00
〇場 所:石橋文化会館2階 小ホール
(久留米市市野中町1015)
☆駐車場有☆
〇演 題:なぜ、特別支援学校、特別支援学級在籍者は増え続けるのか?
~国連勧告と文科省のインクルーシブ教育に関する姿勢から~
〇講 師:一木 玲子 さん (東洋大学客員研究員)
~プロフィール~
大学時代から「しょうがい」のある人の介助など自立生活を共にする中で、分離教育の差別性に気づき、海外と日本の違いにも目を向けながらインクルーシブ教育を研究し続けています。分ける事に疑問をもたない文科省や行政のおかしさを見過ごさず、全ての子どもが安心して学べるインクルーシブ教育の実現をめざしています。
インクルーシブネットワーク福岡10周年記念講演会のチラシはコチラ
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