
組合って何?(10月版)
国の人事院による「人事院勧告」、県の人事委員会による「人事委員会勧告」
福岡県の小中学校で働いている教職員のみなさん。福岡県教職員組合に加入されていないみなさん。
この言葉を聞いたことがありますか?これらの言葉の意味や内容を知っていますか?
ここにすべてを書くことはできないので、詳しい内容については、下の福岡県教育新聞9月号をぜひ読んでください。じつは、私たち教職員の賃金は、この2つの「勧告」の影響を大きく受けて決まっていく(変動していく)のです。そして、これらの勧告に対して組合がどのような交渉・協議を行っていくかが、最終的な結果を大きく左右するのです。
「何だろう、この言葉・・・聞いたことはあるけど・・・」と思っている教職員のみなさん、特に採用されたばかり教職員のみなさんには、ぜひ理解してもらいたい言葉です。それぞれの教職員の人生に大きな影響を及ぼすものなので、しっかり知っておくべきことなのです。
報道によると、例年よりも2か月遅れて、ようやく「人事院勧告」が行われるようです。それに続いて、福岡県でも「人事委員会勧告」がなされると考えられます。とりあえず報道では、一時金(ボーナス)のみについて先行しての勧告となりそうですが、見通しとしては、決して明るくありません。一言で言えば「一時金を減らす」勧告になるだろうということです。
このことをふまえて、教職員組合にまだ加入していない教職員のみなさんに、あらためて福岡県教職員組合を紹介させてください。
福岡県教職員組合は地方公務員法で認められた団体で、学校で働くすべての人のためになることを考えて活動しています。
今、あなたが働いている学校の組合員のみなさんの集まり(「分会」と言います)をベースにして、職員の労働条件や学校の状況(運営)に関すること、必要なときには教育活動に関することまで、管理職と交渉・協議をしていきます。管理職と対等な関係として、交渉・協議を行うことが認められている団体です。その学校で働いているすべての教職員と子どもたちのことを考えて、いろいろな話し合いやとりくみをすすめていきます。
また、福岡県教職員組合として、多くの教職員の雇用主である福岡県に対して、賃金労働条件に関する交渉を行っています。(今後の「人事委員会勧告」に対するとりくみは重要です。)
「賃金労働条件に関するとりくみ」について詳しく知りたい方は、ぜひ、同じ学校の組合員にお尋ねになってください。
教職員組合が大切にしていることは、学校現場で働くすべての労働者の労働や生活、人権を守るということです。
福岡県教職員組合が具体的にどのようなことを大切にして、どのような活動をしているのか、ホームページ上でも随時発信していきますので、ぜひご覧ください。そして、加入をご検討ください。
今回は、福教組を紹介しているチラシと日教組の青年部通信を掲載します。ぜひ、クリックして読んでみてください。困ったことがあったら、加入を検討したいという方がいたら、ぜひ、福岡県教職員組合(このホームページからも可能です。)へ連絡を。